在宅ワーク向き不向きについて

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在宅ワークには向き不向きがあります。ではどんな人が在宅ワークに向いているのでしょうか。簡単に結論からいいますと在宅ワークに向いている人は自己管理能力がある人で、自分が好きな人、細かいところまでマメに動くことができる人が在宅ワークをやるにあたって向いている人といえるのではないでしょうか。

では在宅ワークをするうえで向いているかどうかの判断基準になっている自己管理能力ですが、在宅ワークというのは一人で自宅で仕事をしていくわけですから何から何まで自分で管理しないと仕事は進みません。仕事を取り付けるところから仕事をする、納品する、報酬をもらう手続きまですべて一人で行わなければいけません。ということはどうゆうことなのかといいますと、やはり在宅ワークをするにあたっては、すべてを自分だけでやらなければいけませんから自己管理能力がある人でなければ無理だということです。自己管理というのは時間の管理から健康の管理から仕事の管理プライベートな管理まですべてをいいます。

たとえばテレビを見ながら仕事をしてしまって、なかなか仕事が進まないとか、家事に手間がかかってしまって、仕事が進まないという人は、自己管理能力がないですね。家事をさっさとやってテレビは我慢して仕事する時間には仕事をするということをきちんと自分の中で管理していかなくてはいくら待っても仕事ははかどりません。

在宅ワークは家で仕事ができますから自分の好きな場所で好きな格好をして仕事をすることができるというメリットはありますが、それだけではありません。いい方を変えてみれば、会社と自宅の区別をつけにくくなりますから、自己管理をしっかりとしなければ仕事をきっちりとやり遂げることが難しいということになるわけです。自己管理能力というのは周囲に流されずに強い意志をもっている人、気分転換の方法を分かっている人、自分で働きやすい環境を作れる人だと思います。

そして自分を好きになれる人というのも在宅ワークに向いていると思います。自分が好きでないという人は自分をPRできないと思いますからクライアントに仕事をもらう際に売り込みが上手にできないのではないでしょうか。

そしてどんなことでも細かくマメに動くということは在宅ワークではとても大切なことで、仕事1件もらうためにもいろいろと動かなくてはいけないことは多いですし、小さな事務処理もすべて自分でやらなくてはいけませんから在宅ワークに向いている人はこれらすべてを持っている人です。

在宅ワークをするにあたっては家族の理解がとても重要になってきます。家族に理解されないまま在宅ワークを続けるというのはとても大変なことだと思います。まずは、在宅ワークをすることについては夫に相談するというのが一番大切なことですが、夫に相談する際にも在宅ワークのことをきちんと理解してもらう必要があります。たとえば家計が苦しいので仕事をしなければいけないけど、在宅ワークを始めるという場合には、夫も賛成してくれるかもしれませんが、自分のお金が欲しいとか、仕事を始めたいという理由で夫からしてみれば仕事をする必要がないのにと思われている状況で在宅ワークを始めるという人は夫の説得が必要です。

夫についてまずは在宅ワークの大変さを理解してもらうことから始めるといいと思います。家にいながらできる仕事だから大変ではないと思っている人も多いと思いますから公私の区別がつきにくい在宅ワークであることや、何があっても代わりのきかない在宅ワークで、病気をしても何があっても納期は守らなくてはいけないことなどについてもきちんと説明をしておくことが大切です。そうしなければ在宅ワークをいざ始めても夫に理解されないまま勘違いされてトラブルやけんかのもとになりがちです。

在宅ワークを理解してもらうのは夫だけではありません。子供がいる人は子供たちにも在宅ワークを理解してもらわなくてはいけないのです。子供はなぜ家にママがいるのに仕事をしているのか理解できないでしょう。ある日突然ママが仕事をしだして遊んでくれなくなったうえに、大きな声で怒鳴って怒られる回数が増えれば子供にとってもストレスです。在宅ワークをする場所を確保して子供たちにも在宅ワークをしていることを子供たちのわかる範囲で理解してもらうということがとても大切なことになると思います。なかなか難しいことではありますが、家族に理解されないまま在宅ワークを続けても、途中でやめなければいけなくなったり、在宅ワークがうまくいかなくてストレスがたまってしまう可能性があります。

私も在宅ワークを始めた最初は夫に在宅ワークの大変さを知ってもらって、今では理解してもらっていますから、夫がたとえ仕事が早く終わって帰ってきても、私が仕事をしている時間は待ってもらっています。私のペースがあるということを分かってもらっています。子供たちはまだ理解しきれていない感じですが、やはり在宅ワークをするなら家族の協力も必要ですし、理解は必須です。

在宅ワークを始めたのなら在宅ワークを軌道に乗せたいと思うのは当たり前のことだと思います。在宅ワークは一体どれくらいの期間で軌道に乗るのかと思っている人もいるのではないでしょうか。在宅ワークが軌道に乗るということは在宅ワークで安定した収入、自分が欲しいと思っている金額の報酬をもらえるようになったというときに、在宅ワークで安定したと始めているのかもしれません。在宅ワークで軌道に乗ったかどうかは自分がどれくらい報酬が欲しいのか、その欲しいと思っている額によって違ってきますが、これは当たり前ではありますが、自分が欲しいと思っている目標となる報酬の金額が高ければ在宅ワークが軌道に乗るまでに時間がかかります。

私も在宅ワークを始めてもうすぐ2年になりますが、1年目は全く軌道に乗っているとはいえないような状態でした。在宅ワークを始めてすぐはなかなか仕事も見つかりませんでしたし、見つかったとしても翌月にはもう仕事がないような状態でしたからなかなか在宅ワークで安定した報酬を受け取るということは難しかったのです。在宅ワークで安定した報酬がもらえるようになったのは、だいたい1年を過ぎたくらいですが、今でも決して在宅ワークが軌道に乗ったとは言い難いと思います。

在宅ワークというのは必ず仕事があるという保障がないことから外で働いているよりも、収入が安定しないことから、なかなか軌道に乗ったと心から言える日は少ないと思います。在宅ワークを始めてから仕事が安定するようになるでにはかなり時間がかかると思いますが、地道にコツコツと仕事をしていればきっと反応はあると思いますから在宅ワークを始めてからなかなか仕事がないからと言って悲観したり諦めたりせずに、仕事に応募していくことが大切です。

そして在宅ワークの仕事がいくつか受けられるようになったとしても、在宅ワークはいつ仕事がなくなるのかわからないような状況になりますからそのことは忘れずに、その不安とともに在宅ワークをやらなければいけないという状況は、在宅ワークを長く続けていっても変わらないと思いますからそのことはよく覚えておくといいかもしれませんね。

在宅ワークを続けていく上で軌道に乗せるということは大変難しいことですし、仕事がいつなくなるかどうかわからないという不安というのは常に続いていくと思いますから在宅ワークを軌道に乗せるというのはなかなか難しいことです。